今回は、HG 1/144 ガンダムTR-6[ウーンドウォート](プレミアムバンダイ)の素組レビューを書きましたのでご覧下さい。
パッケージ
いつものプレミアムバンダイのパッケージとなります。
大きさは縦190mm×横298mm×高さ77mm
ランナー
ランナーは全部で9枚+ポリキャップPC001。あとベースが2セット。細かいパーツが多いのが特徴です。ポリキャップは36個中24個余ります。最近では珍しいあまり方ですね。
説明書
部品注文カードとパーツリストのページです。
パーツ請求の方法は過去記事をご覧下さい。
過去記事:パーツ請求のすべて
頭部
7パーツ構成で胴体とのジョイントはPC
写真(合わせ目・パーティングライン・ひけ)
特に目立った合わせ目、パーティングラインはありません。
カメラアイとメインカメラはシール再現。
腕部
16パーツ構成で胴体とのジョイントは3mmピン。胴体側が3mmジョイントで腕部側が受けという珍しい構成。
前腕(?)に合わせ目が出ますが、段落ちになっているのでそのままでも気になりません。
関節(?)部分にパーティングラインがあり目立ちます。
左右の違いはありません。
脚部
21パーツ構成で股間とのジョイントは3mmピン。脚部に受け。
膝(?)関節部分にパーティングラインがありますがそこまで目立ちません。モビルアーマー形態やTR-6用拡張パーツを使用した場合目立ちます。
通常の人型モビルスーツとは違い複雑なパーツ構成の為ヒケは多め。ただし色味により目立ちにくいです。
シール貼り付けは1枚のみですが、黄色ダクト内側黒など細かいところは色分けできていませんが、そこまで目立ちはしません。
左右の違いはありません。
胴体・腰部
12パーツーツ構成で胴体と腰部のジョイントは3mmピン。受け側は腰部。
腕部との接続も脚部との接続も胴体側にピンがあります。ともに3mm。
ドラムフレーム中央部分にパーティングラインがあり目立ちます。
股間のVの字は色分けされていないので、気になる人は部分塗装が必要です。
バックパック・武装類・その他
25パーツ構成3mmピンで各種接続。
側面にパーティングラインがあり目立ちます。上部にはヒケ・ウェルドラインがあり目立ちます。特にウェルドライン。
ワンポイント
ウェルドラインはメラミンスポンジで擦って艶を整えれば目立ちにくくなりますよ!
細かい部分は色分けされていないので、気になる人は部分塗装が必要です。
全体・可動域
大型クローアームを2枚に分けて紹介。右肩に接続し、リード線でアーム部分へ。
アームは差し替えです。アームについている白いパーツは1セット分(4個)しかないのでここも差し替え。
主兵装のコンポジット・シールド・ブースターは
ロングブレードライフル
ロングヒートブレード
モビルビット/インコム
大型クローアーム
Iフィールドジェネレータ
という何でもありな武装です。もう、これ単体でいいのでは?ということは言わないでおこうね。
今回のキットは人としての可動域はほとんどありませんので割愛。TR-6が膝立ちできるなんて誰も期待してないでしょ?(笑)
まとめ
色分け再現度について
AOZのモビルスーツは細かい部分にアクセントカラーが仕込まれているので、そこの再現はプラモでは難しい。というか求めている人は少ないでしょう。
合わせ目について
ほとんど合わせ目が出ない優れたパーツ構成ですが、唯一の脚部の合わせ目が中央目立つ箇所なのでそこが惜しい。
パーティングラインについて
少し多いように感じました。小さなパーツが多かったせいか、パーツ内に占めるパーティングラインの割合が多くなったのだと思います。
可動域について
人としての稼働はほとんどしないので、良いも悪いもありません。ただ、変形の為の稼働部分が多く動かすのが少し難しいです。
変形・ギミックについて
モビルスーツ⇔モビルアーマーの差し替え変形はもはや説明書無しでは無理!
この複雑な構造が良く立体化されたもんです。
いかがでしたか?
AOZシリーズはリリースが続いて盛り上がっていますのでもし気になったら一つ購入してみてはいかがでしょう?パーツ構成が面白く組立が商いキットです。
今後TR-6を中心としたバリエーションキット際限のレビューも予定していますので乞うご期待!